後夜祭

2005年10月3日 日常
誕生会も気付けばあっという間に終わり。
あとは家までの旅路を残すのみ。

帰りもいつもより遅くなったし、連日出っ放しで多少疲れもあったしおとなしく帰るべきってのが頭で考えたこと。

けど、そのときアクセルをどうしても踏めなくて
なんとなく切なくて。

どうせ途中で眠くなって休憩するなら今ここで休もうかって自分に言い訳をして居座る。
昼間は珍しく真夏日で、日が落ちてからも寝るには暑すぎたけど。

いつのまにかいつも待ってるこの場所が気に入ったみたい。
ここにいればいつでも大丈夫みたいな感じもするし。
落ち着く場所。

起きれば頭は少しスッキリしていて、少し前までのことをゆっくり振り返る。
誰もいない助手席にも残像があって、そこには見慣れてきた横顔と笑顔があって。

外は暗く、凪。そして熱帯夜。
だけど今この空間はやたら居心地がいい。

そんな気分に包まれうとうとしてると、また楽しい時間が戻ってきた。
夜の静けさと少しずつ動き始めた空気。
風が出てきて秋らしくなって、その中でゆっくりと話をする。

昔の話、さっきの話、これからの話。

すべてが楽しいことじゃないけど、2人でいると思い出したくなかったことでも何か懐かしさに変わってたりして。

風が気持ちよく吹き抜けるようになった頃、横では彼女がすっかり眠くなったようで、寝息を立て始める。

もらった手紙を読み返したり、寝顔を見たり、会話のない状態でも今ここにいることが最高の贅沢。

いつかこうしてることが日常になったとしても、この時の気持ち
昔の出来事、この空間を忘れずにいたいなぁ。

いつまでも仲良くできればと思います。

いつも楽しい時間をありがとう。
次までまたひと頑張りしないとね。

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