うどん

2005年11月10日 日常
一杯の普通のうどん。

このうどんにすごく感動した。

彼女になんとか会うことができた日、その夜の出来事
新しい携帯を契約して、だけどなんとなくよそよそしさを残したまま一旦彼女は帰った。

帰り際の「考えてることがある」との一言。

会えて少しホッとしていたこともあって
考えていること=期待していいこと、不安なこと

両方が交互に浮かんだが期待していいことかも・・・と考えてた。

考えつつもここ数日の極度の緊張から少し開放され、眠りにつく。
そして夜、日付が変わる頃・・・

ごはん食べに来ない?

ビックリした。腰が抜けるほど。
大げさじゃなく、そのくらい驚いた。

そしてうれしくて仕方なかった。

とはいえ、いろいろビクビクしながら潜入。

1時間くらいかな?なんとなく落ち着かなかった。
落ち着かないのがバレないように、と落ち着いてるフリをしてみたけど
必要以上にキョロキョロしてた気がするし、バレバレだったと思う(笑)

そして出された一杯のうどん。

「ここのところロクに食べてないって言ってたから、なるべく消化のいいものがいいかな?って思ったの」

この言葉にすごく感動した。

こうしてごはんを作ってもらうこと自体うれしいことなのに、こんなこと言われたらもう・・・

彼女はすごく不器用というか、思ったことをポンポンと言葉に出せるようなタイプの人じゃない。

素直で正直だけど、自分の思いや考えてることを言うのはめっぽう苦手
そんな人。

それが長所であり、また短所でもあると思うんだけど

言葉じゃなく行動で、その気持ちが伝わってきた。
”百聞は一見にしかず”って言うのかな?

言うは易し行うは難し、なんて言うじゃないですか。
言うのは簡単だけど行動するのは容易じゃないよってな感じで。

今はその行動によってここ数日のつらさとか不安は一掃された。

そんな愛情のこもった一杯のうどん。

いや、そんな慌てて食わなくても誰も盗まないだろ?ってくらいの光の速さで完食。

そして2人で一緒に行ったロッキンのTV放送を見る。

あの辺にいたんだっけな〜とかここで絶叫してたよ俺。なんて思いながら眺めてました。
臨場感って意味じゃTVは生とは比較にならないけど、こうして思い出しながら見るのもなかなかおもしろいね。

見終わった後はまったりと過ごす。

言葉はそれほど多いわけじゃなかったけど、誤解やら何やらですこしこんがらがってたものが解きほぐれていくような感じ。

ホントはこうしたかっただけなんだよねぇ、なんて思ったり。

ありがとう。

一緒にいられる時間はいろいろなものを洗い流してくれる気がします。

今回の経験がもう一段階仲良くなるきっかけになればいいね!

そんな忘れられない一杯のうどんな日がありました。

そう言えば、帰り際。
いつまでも見送ってくれたり、出際にすごくまだ帰って欲しくないって気持ちが全身から伝わってきた。
同じ気持ちだったよ。
楽しい時間の終わりが来て切ない気持ち、次はいつになるんだろうって少し不安な気持ち。
だけどすごく満足した満たされた気持ち。

あのときに暗がりで見えた涙は頭に焼きついています。
寂しくなったらいつでもどどどっとやってきますので安心してください。

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