なんとなくスッキリとしない午前中。
昨日、近くにいるのに会えなかったからなのか何なのか、少し不機嫌だったような気もする。
不機嫌になるとあまりいいことがない。
わかっちゃいるけど、その辺の気持ちを建て直すのに少々時間がかかる
良くないなぁ、こういう気分。
焦りが不安を加速させてる。
負けちゃいかんって思うんだけどね。
先ばっかり見てると、今っていう現実に足元すくわれます。
そんな中で受けた電話。
「今日は午後から出られる予定」
「わかった〜」
みなとみらいに行くもんだってそんな先入観があって話を進めてた。
ここにいれば行きがけに拾ってもらえるなぁとか
「今日は病院行こうと思ってるんだ〜」
ここでちょっと慌てた。
あれ？そしたらどう動けばいいんだ？見たいな感じでぐるぐると考えが回る。
病院行ってからみなとみらいいけるのかな？とか
何故かみなとみらいに行くってのが頭から離れてない。
「そっかー、それじゃあ病院寄ってからこっちに来るの？」
こんなことを言ってから会話が途絶えた。
というか反応が明らかに不機嫌モードに変わった。
思えばこれが大失言。
一緒に行きたくないとかそんな気持ちはまったくなかったんだけど、行く気がないと判断されたみたい。
自分で今書いてみて客観的に見れば、そう解釈されてまったく仕方ないね。
一気に空気は凍りつき、それでもなんとか近くまで電車で行くというのを伝えて電話を切る。
誤解されてるなんてこの時は思ってなかったから、自分もイライラしちゃったなぁ。
近くまで行き、拾ってもらう。
雰囲気、もちろん悪い。
途中昼食を取るのにファミレスに寄ったが会話はほとんどなし。
お互いのイライラは募ってる感じ。せっかくの貴重な時間なのに・・・
心の中では早くこの雰囲気をなんとかしたいんだけど、どうしていいものやらわからず。
店を出て病院へ。
薬を処方してもらうための検査だったし、薬もらって出てくるのかな？なんて考えながら待つと、彼女が少し深刻な顔でこっちへ。
彼女「検診引っかかった」
つまらないイライラがここで吹っ飛ぶ。
俺「一緒に話聞こうか」
彼女「いや、いいや」
・・・・なんだろう
一緒に来るなってこと？なのかと思ってショックを受ける。
大事なことなのに。
とりあえず精密検査を受けることになったらしい。
すぐに受けられるそうなので、すぐに受けておいでと言ってみたものの
何か心の中は複雑だった。
なんで？なんで？
一緒に話聞いちゃいけないんだろうか？
知らせられないほどのことなんだろうか？
信頼関係が何か崩壊した感じがして、すごくショック。でも今はそんなつまらんこと考えてる場合でもないし・・・
ごちゃごちゃした気持ちでいるまま検査は終わり、病院を後にした。
やたらと重たい空気のままの車内で口を開く。
「で、どうだったの？詳しく教えて？」
「なんで診察室一緒に入るの断ったの？」
矢継ぎ早に質問してしまった。
彼女からすればそれどころじゃないだろうにね。
彼女はやはり混乱していて、まともに返事もできない。
けど、会話をスタートするきっかけにはなったかな。
落ち着いて話をするために車を停める。
検査結果のことを聞いた。
癌の疑いありとのこと。
ビックリした。どうしようって思った。
一気に頭がぐるぐるまわって、早く引っ越さなきゃとか仕事もがっついてやってお金作らなきゃとか。
そして検査結果のシートを見たときにまた衝撃が待っていた。
出産経験：2回
ひどく混乱してしまった。
今まで聞いていたことと違ってたから・・・
それと検査結果のことで頭がショートしそうになったけど、一緒に混乱もしてられないし・・・
冷静に考えて、検査のブランクが3年間。
最悪の状況を考える。
癌になっている場合、手遅れなレベルではない。
手術は必要だろうけど、命にかかわるほどではないだろうというのがそのときに出た答え。
ただ、検査結果の所見を見た限り、進んでいたとしても初期段階だろうなと読んだ。
あとは、治療が必要なときはずっと側にいてあげなきゃって思ったかな
綺麗事抜きにして、お金もかかるしそこらへんも全部なんとかしてあげなきゃってね。
そんな予測を話してみたけど、彼女の方は命まで取られてしまいそうな勢いで混乱してる。
じっくり話して、少しだけ落ち着いたけど、これでガックリしすぎて体調崩したり精神的に参っちゃったりしなきゃいいけど・・・
側にいる時間、話ができる時間が限られているだけに不安で一杯です。
このまま連絡取れなくなるんじゃないか？なんて過去の苦い思い出も頭をよぎった。
なんとか慰められるほどの余裕だけでも今あげなきゃと思い必死になって話してそして家まで送った。
帰る頃には少しだけ落ち着いたみたい。良かった。
一人になってからは自分のほうの頭の整理を開始。
今まで思い込んでいたこと。事実とは違っていたこと。
ごちゃごちゃするけど、そんな姿今は見せられない。
とにかく元気になって、あまり気にしないで精密検査の結果を待てるように、そういう風にしてあげたい。
そしてそれができるのは自分だけなんだ、と思い込ませるように心の中で何度も繰り返した。
なかなかにハードな一日。
昨日、近くにいるのに会えなかったからなのか何なのか、少し不機嫌だったような気もする。
不機嫌になるとあまりいいことがない。
わかっちゃいるけど、その辺の気持ちを建て直すのに少々時間がかかる
良くないなぁ、こういう気分。
焦りが不安を加速させてる。
負けちゃいかんって思うんだけどね。
先ばっかり見てると、今っていう現実に足元すくわれます。
そんな中で受けた電話。
「今日は午後から出られる予定」
「わかった〜」
みなとみらいに行くもんだってそんな先入観があって話を進めてた。
ここにいれば行きがけに拾ってもらえるなぁとか
「今日は病院行こうと思ってるんだ〜」
ここでちょっと慌てた。
あれ？そしたらどう動けばいいんだ？見たいな感じでぐるぐると考えが回る。
病院行ってからみなとみらいいけるのかな？とか
何故かみなとみらいに行くってのが頭から離れてない。
「そっかー、それじゃあ病院寄ってからこっちに来るの？」
こんなことを言ってから会話が途絶えた。
というか反応が明らかに不機嫌モードに変わった。
思えばこれが大失言。
一緒に行きたくないとかそんな気持ちはまったくなかったんだけど、行く気がないと判断されたみたい。
自分で今書いてみて客観的に見れば、そう解釈されてまったく仕方ないね。
一気に空気は凍りつき、それでもなんとか近くまで電車で行くというのを伝えて電話を切る。
誤解されてるなんてこの時は思ってなかったから、自分もイライラしちゃったなぁ。
近くまで行き、拾ってもらう。
雰囲気、もちろん悪い。
途中昼食を取るのにファミレスに寄ったが会話はほとんどなし。
お互いのイライラは募ってる感じ。せっかくの貴重な時間なのに・・・
心の中では早くこの雰囲気をなんとかしたいんだけど、どうしていいものやらわからず。
店を出て病院へ。
薬を処方してもらうための検査だったし、薬もらって出てくるのかな？なんて考えながら待つと、彼女が少し深刻な顔でこっちへ。
彼女「検診引っかかった」
つまらないイライラがここで吹っ飛ぶ。
俺「一緒に話聞こうか」
彼女「いや、いいや」
・・・・なんだろう
一緒に来るなってこと？なのかと思ってショックを受ける。
大事なことなのに。
とりあえず精密検査を受けることになったらしい。
すぐに受けられるそうなので、すぐに受けておいでと言ってみたものの
何か心の中は複雑だった。
なんで？なんで？
一緒に話聞いちゃいけないんだろうか？
知らせられないほどのことなんだろうか？
信頼関係が何か崩壊した感じがして、すごくショック。でも今はそんなつまらんこと考えてる場合でもないし・・・
ごちゃごちゃした気持ちでいるまま検査は終わり、病院を後にした。
やたらと重たい空気のままの車内で口を開く。
「で、どうだったの？詳しく教えて？」
「なんで診察室一緒に入るの断ったの？」
矢継ぎ早に質問してしまった。
彼女からすればそれどころじゃないだろうにね。
彼女はやはり混乱していて、まともに返事もできない。
けど、会話をスタートするきっかけにはなったかな。
落ち着いて話をするために車を停める。
検査結果のことを聞いた。
癌の疑いありとのこと。
ビックリした。どうしようって思った。
一気に頭がぐるぐるまわって、早く引っ越さなきゃとか仕事もがっついてやってお金作らなきゃとか。
そして検査結果のシートを見たときにまた衝撃が待っていた。
出産経験：2回
ひどく混乱してしまった。
今まで聞いていたことと違ってたから・・・
それと検査結果のことで頭がショートしそうになったけど、一緒に混乱もしてられないし・・・
冷静に考えて、検査のブランクが3年間。
最悪の状況を考える。
癌になっている場合、手遅れなレベルではない。
手術は必要だろうけど、命にかかわるほどではないだろうというのがそのときに出た答え。
ただ、検査結果の所見を見た限り、進んでいたとしても初期段階だろうなと読んだ。
あとは、治療が必要なときはずっと側にいてあげなきゃって思ったかな
綺麗事抜きにして、お金もかかるしそこらへんも全部なんとかしてあげなきゃってね。
そんな予測を話してみたけど、彼女の方は命まで取られてしまいそうな勢いで混乱してる。
じっくり話して、少しだけ落ち着いたけど、これでガックリしすぎて体調崩したり精神的に参っちゃったりしなきゃいいけど・・・
側にいる時間、話ができる時間が限られているだけに不安で一杯です。
このまま連絡取れなくなるんじゃないか？なんて過去の苦い思い出も頭をよぎった。
なんとか慰められるほどの余裕だけでも今あげなきゃと思い必死になって話してそして家まで送った。
帰る頃には少しだけ落ち着いたみたい。良かった。
一人になってからは自分のほうの頭の整理を開始。
今まで思い込んでいたこと。事実とは違っていたこと。
ごちゃごちゃするけど、そんな姿今は見せられない。
とにかく元気になって、あまり気にしないで精密検査の結果を待てるように、そういう風にしてあげたい。
そしてそれができるのは自分だけなんだ、と思い込ませるように心の中で何度も繰り返した。
なかなかにハードな一日。
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